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2010年11月30日

東北での調査を通じて

こんばんはicon
いよいよ11月も終わり、明日から師走の12月ですね^^;1年は本当に早いものですね…

これまで、9月下旬に行った岩手・宮城への調査について3段階に分けてブログをアップしましたが、
今回はそのまとめとしたいと思いますicon

この調査を通じて、
・「安くて快適な施設」は長期滞在において重要
・周辺地域の環境と地域との関わり(繋がり)も重要
という2点を再認識することとなりました。


長期滞在するということに関しては、安くて快適に過ごせることがポイントになる。つまりは、長期滞在には生活するという一面を持っているので、利用料金は安いか、風呂やトイレの水周りは良いかどうか、台所や施設には生活できるもの(布団や冷蔵庫など)が一通りそろっているかというのは重要な要素であるとツクヅク痛感しましたicon
五右衛門風呂も素敵ですけど、ボタン一つ押せば追い炊き機能でお湯が溜まるのはとても便利。水洗トイレで便座が温かいとより快適に思ってしまいます。そして、水道光熱費を踏まえていくらくらいになるのかとつい考えてしまい、今の生活費と比べて安いかどうか(例えば1日1500円前後;私の場合)を判断します。
また、食材やシャンプー・リンスなどの生活品も近くで揃えられたら、生活に困らないですよね。理想は徒歩でいけるくらいの範囲にあればいいですが、車やバスなどを使って10分~20分程度で買い物できれば問題ないですね!!やはり、自分の今の生活とついつい比べてしまい、快適さを判断しちゃいますね~~icon

東北での調査を通じて
足を伸ばして入れるお風呂は、今のマンションのお風呂と比べたら快適です!!!


そして、地域との関わりはさらに重要!!だということ
ホリデーハウスもそうでしたが、ホリデーハウスとして改修する際、地域の同意と協力なしではできなかったなあというのを今回の調査を通じ思い出しました。
というのも、コテージランドかしわぎですが、元々は第3セクターによる運営の施設で、交流体験複合施設の一区画にコテージがあります。周りには豊かな自然がたくさんありますが、リゾート化(開発)された施設という感じだったのが地域の環境を活かしきれていないようなものを感じました。建てられた当時は定住・移住促進向け施設として建てられたそうですが、できてからの何年間かで周りの環境に馴染めなかったと思います。地域の人にどれだけ受け入れられていたかはわかりませんが、周辺の家や環境と比べると施設はちょっと地域と懸け離れていると思います。周りの家々と比べると現代的なので。
また、一方で、かくれ里の方は古民家を利用していたというのもあり、集落にある一つの施設(古民家)で何の違和感もなくありました。もちろん運営形態も会社による運営と個人経営(兼業での)なので異なりますが、地域の人との協働を得るだけでなく、地域環境と馴染み受け入れられなければ、運営していけないだろうということをツクヅクと思いました。
その点を踏まえると、ホリデーハウスは地域の古民家を使い、地域の人が運営をしているので、地域資源の活用と長期滞在の普及に期待ができそうです。


ホリデーハウスプロジェクトでは、国内ロングステイの普及と地域おこしという2つの狙いがありますが、
正にその通りですね!!地域と長期滞在(するとはどういうことかなど)の関係を常に考えておかなければりませんね^^


以上、Chiakiでした===





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Posted by LSB研究会 at 23:58│Comments(0)HHP
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