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2010年11月23日

東北調査PARTⅢ

こんにちはicon
プチバケーション中のAPUは、祝日ということもあり、ヒッソリしています。。。


引き続きまして、9月24日~28日まで東北調査してきました第3段のブログを更新しま~~す!!

東北調査も終わりに近づいた4日目の27日に(3日目の26日はコテージランドかしわぎでのインタビュー調査だったので、
第2段にて交えて書いております)遠野市で活動しているNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークを訪問し、地域おこしにかかわることについて事務局の方にインタビュー調査してきました!

岩手県遠野市は、学生時代エコツーリズムの勉強をしていた際、日本国内ではグリーンツーリズムの先進地だというのを聞いていたので、ある程度認識はあったのですが、実際に地域おこしについて調べてみると様々な団体が活動していることがわかりました。また、遠野市は、観光業のまちではなく、農村のまちであり、農村での体験・交流としてグリーンツーリズムを導入して「遠野ツーリズム」を推進しており、各地で自主的な組織が立ち上がり、それぞれが中心となって活動を行っています。行政はそのような市民団体と協働というか支援というような役割になっているということを知る良い機会になりました。

インタビュー調査を行ったNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークは、クラスター型の組織で、人と人との繋がり(ネットワーク)を利用して他の団体と相互に協働していくような役割を担っている団体です。遠野には、自発的で草の根的に生まれたグリーンツーリズムを推進する団体が多くあり、グリーンツーリズムに関わるグループやメンバーを支援し、団体のネットワーク化、協働によるプロジェクトの実施、情報の共有を目的に2003年に発足されたのです。
最近では、遠野の着地型ツアーの推進のためにも、旅行業の資格を得てツアーの企画や手配を行っているようです。ツアーの内容としては、遠野暮らし体験ツアーとして農家での農作業体験ツアーや遠野お遍路ツアーなどです。
東北調査PARTⅢ


事業内容や行政、大学などの外部との関わり方などを中心にインタビューをしましたが、大変参考になる意見ばかりでしたicon

話を聞いていると、遠野市だけではないと思いますが、地域おこし活動を行っている多様な団体と団体、地域と団体、地域と行政、団体と行政だけでなく、外部(大学などの研究・教育機関、訪問者)とを繋ぐ懸け橋的な役割をする団体の力は、地域おこしを行うにはとても重要なのではないかとツクヅク思いましたicon 地域住民のことを考えながら地域を住みやすくしたり、自分たちがより住みよくするためには一人(一団体)では難しいことですが、協働しながら活動を支えていくことができる組織としてこのNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークは、遠野流のまちおこしを担っていると思いました。

「地域おこし」とは、地域一つ一つの魅力あることやそうでないことを見出していき、それを活かしていくことだというインタビューをした方から個人的な意見をもらいましたが、それも一つかもしれませんねicon 遠野は伝統的な農村集落であったそうですが、集落営農として整備したそうです。守られてきたものを守っていくには難しく、時には途絶えてしまったりすることもあるなかで、地域の人がどのような意見を持っているかも重要で何をどのように活かしていくかを考えることが将来にも繋がっていくんだなあと感じましたicon



地域おこしとどのように関わっていくかというのは、難しい課題ですね。。。。。(私にとっても難しい><)


以上、千明でした






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Posted by LSB研究会 at 17:15│Comments(0)HHP
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