20160228野焼きへの参加

LSB研究会

2016年03月05日 02:51

千葉県の実家からこんにちは!LSB研究会の守です。

今回の2週間の帰省の目標は、『地元の方言を祖母から教わり、ナチュラルに使えるようになる』です!

ところでうちの祖母は今月23日で90歳を迎えます!わーお!
90歳になっても元気モリモリです!!
今、私のとなりで藤山一郎さんの「青い山脈」を聴きながら上機嫌です



それでは、さっそく本題に入ります。

2月28日(日)、内成で野焼きが行われました。
内成では主に、美しい棚田の景色を維持するため野焼きを行います

参加したLSB研究会の学生はわたくし守と、「ちくわ大使」こと毬子さんの2名です

この野焼きへの参加の最大の目的は、内成の方々の役に立つこと。
そして、事故やケガなく全員が無事に任務を終えることであります!(`-´)ゞ


というわけで、今日は、野焼きの様子をブログでお伝えします(●^o^●)


この日は9時に公民館前に集合ということで、私たちは8時20分に別府駅に集合し、タクシーで内成に向かいました。


ちなみに、前日私とちくわさんは一緒にホームセンターに行き、綿100%の作業服を購入。
ちくわさんは青色、私は緑色です!

しばらくお互いを「ブルー!」、「グリーン!」と呼び合って、ヒーロー気取りでした(精神年齢は小学生男子レベル)


長靴、木綿軍手、帽子、マスク、作業服(綿100%)を身にまとい、
全身完全防備で内成公民館に到着!





すでにたくさんのヒーローたちが集まって準備を始めておりました。



上の写真には太郎丸方面の野焼きリーダーが、油性ペンでタンクに「内成」と書いています。
何とも言えない姿勢だったので、つい撮ってしまいました。
この方にはLSB研究会は体験会散策会に関することで非常にお世話になっております。
ご覧の通りユーモア抜群の方です。

しかし今は軽トラックに積んであるオレンジ色のタンクに注目してください。
これが火を消すための水が入った貯水タンクです。

ここから、なが~~~いホースが伸びて、遠くでもこのタンクの水を火を消すために使うことが出来るわけです。



私たちの最初のお仕事はお茶出しです
既に集まっている方々にあいさつも兼ねてお茶をお配りします。



なんと!ホリデーハウスに宿泊中のご夫婦のお二人も見学に来ておりました!


9時になり、区長さんから全体へのあいさつと、作業にあたっての注意点などのお話がありました。



注意点としては、①風上にいること、②必ず高い所から火をつけていくこと(高低差があるため下から火をつけるとどんどん上に燃え広がって大変です)、③電線に火がつかないようにすること、④車やバイクが通る道路に面したところでは炎の状況を見て通行止めにすること

などがありました


作業は1班(御園方面)と2班(太郎丸方面)に分かれて行います。
私たち学生は、御園方面の班におじゃまさせていただきました。

さっそくトラックに乗り、第一の野焼きポイントに向かいます。


着いてから、まずは奥の方までホースを伸ばします。



↑荷台にはさっき紹介したオレンジの貯水タンクと、ホースを巻く機械も乗ってます。



長いですね~


そして、他の場所に火が燃え移らないよう、このように水をかけていきます。ホースの先端はこんな感じになってるんです。



水をかけているのは1班のリーダーの方です。
この方には、LSB研究会はホリデーハウス関連のことや地域行事などで非常にお世話になっております。


火をつけるのは、こういう竹の、、こういうものです
名前がよく分からない・・・とにかく竹です!




では、火が他の場所に燃え移らないよう準備ができたところで、こんな風に火をつけていきます



気になった方もいると思いますが、この方が背中に背負っているオレンジのリュックのようなもの、実は水が入っております。
名前はシューター。イカした名前だぜ
水が全部入ると20キロの重さになるそうです
私も背負ってみましたが、本当に重い!!!

ある方が「このせいで身長が毎年どんどん減っていくんや」とおっしゃってました(笑)

これを60歳を超えた方々が背負って炎の中を走り回るんです・・・
どんだけ体力があるんだと驚きますが、やはりキツイようです。

作業中に
「40代だったらなんとかやれるけど、もう60過ぎてるけん、さすがにきついわ!笑」という声が聞こえました
そりゃそうか
きつくても笑い飛ばして・・・すごいです・・・


野焼きがどんどんすすんでいきます。



ここでの私たち学生の役は、
・火が他の場所に燃え移らないようにバケツにくんだ水をパシャパシャかけたり、
・ホースが絡まないようにしたり、
・ホースと火が近かったら、燃えないようにホースをよけたり、
・消えかかってる野焼きの火の見張り役になったり、
・ホースを巻く機械を操作してる方に伝言をしたり、
(ちなみにこのトラックの荷台に乗ったホースを巻く機械の音がめちゃくちゃ大きくて、遠くからいくら拡声器で話しかけても聞こえないんですねなので、私は伝言役を何度かやりました)
という感じです。


いや~野焼きに人生で初めて参加して、間近で作業を見て、
本当に本当に大変なことだと実感しました。

約1時間半でこの地帯の野焼きが完了しました!
一部を紹介しましょう



きれいです



次のポイントに移る前に、お茶とおやつの時間になりました

あんぱんとお茶を、煙の中で一生懸命に頑張っていたみなさんに愛をこめてお配りします!!!※区長さんからの差し入れです



写真は、背中で語る青レンジャー(ちくわさん)
野焼きが完了した棚田を見おろしながら、クールにあんぱんをかじります



休憩を終え、次の野焼きポイントに移動します!

さきほどと同様、火が他の場所に燃え移らないよう水をまきながら、火をつけていきます。

ファイヤーーーーー!!!!




ここは本当によく燃えました!すごい大きさの炎で、写真では伝わらないと思いますが、ものすごい迫力があって、
小心者の私はけっこうビビりました笑

学生の仕事はさきほどと一緒です。
作業中は必死過ぎて写真があまり撮れませんでしたすみません

とりあえず、ホースが絡まないようにするちくわさんを載せておきましょう。





こちらは野焼き完了後。きれいですね!




12時ごろになり、お昼休憩のため、私たち学生2名を含めた何人かの班員で先に公民館に向かいます。

私たちを待っていたのは、、

じゃ~ん



加工部のみなさんがつくった美味しいお昼ご飯です
おいしそ~~~~というか、美味しかった~~~~
ごちそうさまでした。

ちくわさんは誰よりも幸せそうに食べてましたね
ちくわさんにとっては、最後の加工部のご飯かな?かわいそうに←

加工部のみなさんが作ったご飯をまた食べたければ、京都で早いとこ内定取ってきて、
そしてまたLSBに戻ってくるのだぞ~!ヽ(^o^)丿笑


はい!ではお腹も満たされたところで、作業再開です!次の野焼きポイントへ向かいます!

さっそくこのときの作業中の写真を!








ここでの学生の仕事は主に水を運ぶことでした。
ここの野焼きポイントでは、軽トラの荷台に積んだ貯水タンク(ホースと繋がってる)の水が少なくなったため、
もう一台の軽トラの荷台に積んだ貯水タンクから水を移す作業がありました。
何人かで協力して、バケツで水を運びます。

また、シューターに水を補給する作業もしました。

写真を撮ってる暇がなかったので、写真では説明できませんが、
LSB研究会のみなさんは来年のためにイメージトレーニングをしてくださいね


どんどんきれいになっていきます。









そして、15時ごろ、お茶とあんぱんのおやつタイムがきました


しばし休憩。



疲れた体に甘いものは沁みますねぇ

他の場所にいる班員のみなさんにもお茶とあんぱんを届けるため、私とちくわさんで出動です
みなさんに早く水分を渡さなければ!!!いっそげ~

初めて通る道に感動しながらも、順調に届けてきました
5名にお茶とあんぱんを渡せたところで、もとの野焼きポイントに戻ります。


お!やってます!



しかし、この時間になると草も湿ってきて、燃えにくくなるそう。
火の見張り役などのお手伝いをします。





そして、16時半ごろ、公民館に戻りました。他の何人かの班員のみなさんは、引き続き作業をしておりました。
1日がかりの作業です。



パシャ。




野焼きを終えた棚田を見おろすヒーローたち・・・

つい、撮ってしまいました。

一仕事終えた男の背中はカッコ良いですね。


そして、区長さんや、その場にいた何人かの班員のみなさんに挨拶し、別府駅に帰りました。
実は帰りは、班員の方の中に、「別府に用事があるからついでに送ってあげる」と言ってくださる方がおり、
お言葉に甘えさせてもらいました
本当に有難いです



野焼きに参加した感想は、

LSB研究会が内成の方々に日頃の感謝の気持ちを伝えるには、
こういうところで役に立つことが一番だと思いました。

内成の方々に喜んでもらえたのが本当に心の底から嬉しかったです。

来年はLSBから男の参加者を増やさなきゃな!!!



では、野焼きの様子を守がお伝えしました。
ごきげんよう(^o^)丿