古民家再生とは
大分県別府市市内から車で約15分の場所にある約築100年の古民家。そんな誰からも忘れ去られた一軒の古民家に、新たな息吹を入れ、再生を行っていく。それが現在、LSB研究会現場班が行っている活動です。
毎週水曜・土曜・日曜日に私達LSB研究会は学生達の手で出来る限りその家を作り直しています。
2007年10月上旬より施工し始めましたが、以前は草木など雑草が背丈まで生い茂り、ただ古びたお化け屋敷の様な風貌だった古民家は、伸びきった髪を切るかのようにサッパリと雑草を刈り、溜まった垢を落とすかのように埃を除去すると、この二ヶ月間の清掃作業で今や風格のある「古民家」へ生まれ変わってくれました。
学生の手では直せない場所はプロの方に助けて頂いていますが、その他の部分は私たち現場班が作業の計画し、LSB研究会のメンバー全員で作業を行っています。
私たち現場班は、ただ古民家を直す作業を行うのではなく、その古民家が持っている「歴史」や「物語」を大切にしながら古民家を再生させていきたいと考えています。そんな中で、地域に住んでいる方々とふれ合い、多くの御協力の下で私達はこの古民家再生をさせて頂いています。今後、現場班はそういった支えて下さる地域住民のみなさんと一緒に古民家を再生させていきたいと思っています。
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